wattan21
スケールの非常に大きい難関面です。オブジェ運搬、カギと扉、コンベアやアイスのテクニック、ステージの中心となる大技、みすてぃっく☆ばる~んの様々な要素が集まって壮大な世界が構築されています。
さて、とりあえずカギ3本とボールを取ってから攻略開始…と行きたいところですが、ちょっと待った!ラストボールを探してみると、ステージ左上エリア、上から5段目のボール2個のどちらかであることが分かります。ということは、先ほどのカギ3本の横にあるボールを取ったときの脱出経路が要るわけで、つまりカギ3本はすぐには取れません。
そうなってくると見えてくるのが、ステージ下方でバルーンとジャンプ台を捌いた後での大立ち回りです。この動きはまさに圧巻。それを実現するだけのバルーンとジャンプ台がありますが、オブジェに埋まらないようにボールとカギを回収する道中はかなりの難易度です。最下段や右端のボールは気がかりな存在ですし、ステージ右中央のジャンプ台位置も高くて苦しみます。そして!大技のためのオブジェ積みにおいては、長い手順のオブジェ運搬ばかりか、ある場所で深い先読みがクリアに求められるハイレベルな内容です。
ステージ中のカギと扉は、どちらも15ずつ。果たしてぴったり使いきるのでしょうか、それともいくつかダミーがあるのでしょうか。扉の置かれた場所からは、全部を開けることになりそうな雰囲気が漂います。ステージ制作にわずかな穴があればカギと扉の手順前後によるカギ余りも発生してしまいかねないところですが、そのようなキズも無いようで、扉とカギの関係は秀逸です。
語りつくせないほどの魅力が詰まった、みすばる初期の大作家 wattan さんの代表作品です。(水狂)
最近のコメント