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カテゴリー「Roy さん名作集」の13件の記事

2021/04/07

Roy13

roy13roy13barステージの攻略が進むにつれて、折重なった魅力が次々と明らかになる傑作です。

まずは緩やかな左右対称が目に飛び込みます。ステージの左側にはバルーン4個があって、ちょうど対になる位置にジャンプ台が設置されています。そのほかのパーツも概ね左右対称になっています。

カギや扉の多さが迷路系のステージを予感させます。まずはカギを1本取ってスタートです。途中で手詰まりになっても、再挑戦して次は少し動き方を変えれば、前より遠くまで進めるような程よい手応えです。とりあえずバリア解除までは易しいかと思います。

バリア解除後にステージを見渡すと、最上段のゴールまでどうやって登るかが課題です。ボールの位置を考えると、ステージのほぼ最下段からずーっと登ってくることになりそうです。豊富なハシゴを飛び移っていけば一番上の列までは行けそうに見えるんですが、このルートだと最後に禁止ブロックの餌食に! そうすると他のルートということになるんですが、左右それぞれ1個だけ孤立したボールがある列が曲者です。バリアが消えるとこの列には足場がまったく無くなってしまうわけで、どこに手掛かりを求めるかが容易に見えないと思います。

改めてバリア解除の瞬間に着目すると、最上段からオブジェが降ってきて、しかもかなりの距離を落下します。このステージの作者がRoyさん、というのはもはや常套句といえますね。Royさんはいったいどんな狙いをこのステージに仕掛けたのか、まるで宝物探しのようです。

ギミックがある前提でステージを分析すると、どのボールも怪しげに思えてくるから凄いものですね。単にバリアを解除するだけならステージ左下と右下エリアは無視できるのですが、この区画はクリアにどんなふうに関係するのかも気になります。

relakkumaさんが「名作家の横顔」で、Roy13を「自由度が高く、製作難度は極のはずです。別解なく作成できるスキルが凄すぎます」とご紹介されていました。

迷路を回る楽しさと、緩やかな左右対称が生み出す味わい、そして攻略ヒント、これら3つを、Royさんが非常に高いレベルで融合させた作品です(水響)

2021/03/26

Roy16

Roy16Roy16barRoyさんの最終作品です。唯一解ではないのが惜しまれますが、それを加味してもなお、おすすめとして紹介したい水準です。末尾に解法を1つ見つけたプレーヤー向けの大きなヒントを書いていますので興味のある方はどうぞ。

ステージ配置を見ていくと、中央はジャンプ台がいろいろな位置にセッティングできそうです。三角形の頂点に位置するボールは、上側は早々に取るしかありません。ラストボールは実質二択です。そのうちの左側は技がかかりそうな気配が薄いです。右側はあらかじめ上方にバルーンを準備しておいて、ラストボールにした瞬間のジャンプキャンセル技が目につきます。

でも実際にはバルーンの設置が結構大変です。ステージを回る順番や、バルーンとジャンプ台の使い分けが繊細なのです。試行錯誤を重ねると、どうにかバルーンを置くことができました。これでゴールかと思いきや、ゴール前に扉がまだあと1枚あるのです。これを開ける最後のカギはどこ? えっ、その位置なの??(水響)
ゴールに辿りついた方向けの別解ヒント


2015/10/10

Roy14

Roy14 Roy14bar Royさん終期の傑作の一つで、複数のルート候補を見せつつステージのどこかに大技を仕組むというRoyさんの作風が、非常に緻密なパズル要素と合わさって結実したステージです。

ゴールへとつながる左右2つのルート候補のうち、まずは左からのゴールだと仮定してみましょう。そうすると必要なカギは3本で、バリアも解除することになり、アイスブロックの左横のマスにジャンプ台が置ければいい、というのが左ルートでのクリア条件です。ボールの回収は難しいところはなく、カギの確保もできるのですが、ジャンプ台が置けない・・・!アイスとコンベアが実に嫌な並び方をしていて、オブジェの数は足りるのに、置きたい場所にジャンプ台が置けないジレンマです。

今度は気持ちを切り替えて右ルートを攻めていきしょう。今度の条件は、カギが5本、バリアを解除して、さっき邪魔をした左向きコンベアの横にジャンプ台を置くことです。バリアの解除はやっぱり余裕。今度はジャンプ台もちゃんと置けました。あらかじめ扉を開けておけばゴールへ繋がる最上段までは登れて、あとは右上隅のカギを取って・・・・・・、そこからどうやってゴールに行くの?

左も右も、普通のやり方では届かないことを確認した段階では、このステージのまだ半分も見えていません。そこから試行錯誤を重ねるうちに、ステージの至るところに仕掛けられたパズル要素が姿を現していきます。

ヒント1
ヒント2
ヒント3
最終ヒント
(水狂)

2015/10/03

Roy12

Roy12 Roy12bar 何となく大味?と感じるような見た目を持つステージながら、実際にはトリッキー要素と巧みなメインギミックで構成されていて、さすがにRoyさんと感じさせる名作となっています。

スタート直後はまずカギの確保に向かいます、ジャンプ台がなんだか嫌な場所に残りましたが、それは見てみないふりです。カギを集める場面では、できるだけたくさん集めておきたいところですね。そして今度は右上でオブジェを解体して、右下扉を開けつつボールを回収してバリア解除・・・。うーん、やっぱりスタート直後に移動したジャンプ台がものすごく邪魔・・・・・・。

ジャンプ台に加えて、カギの算数が難題です。カギは全部で15本。ゴールするために9本と、右下で3本消費するとして、残りは3本。中央に散らばる扉4枚のうち、どれか1つだけは開けることができない計算です。開けなくても済む扉はどれでしょう??(水狂)

2015/09/12

Roy9

Roy9 Roy9bar まずは深く考えずにステージを進んでみてください。きっと何も悩むことなく全てのボールとカギを取れるところまで進められるでしょう。そして落下してくるバルーンに阻まれて扉を開けるのに失敗し、ステージの唯一のジレンマが、いかにしてステージ左下の3連扉を開けられる状態にすればいいかだと分かるはず。けれども何度かリトライするうちに、狐につままれたような気持ちになるでしょう。

なぜならステージの要所をガッチリと守る扉が全体の自由度をものすごく制限しているためで、プレーヤーである貴方が工夫できる余地と言ったら、スタート地点で足元の雲を消す個数と、右端のハシゴから左に戻るときの階を選ぶ順番くらいのもので、あとは完全に一本道といっても良いほどなのです。そんなごく些細な選択は、全体の流れには何の影響も与えずに、結局は同じ未来に収束するばかり。

このあまりにシンプルなステージの、いったいどこに運命の分岐点があるというのでしょうか??(水狂)

2015/08/25

Roy11

Roy11 Roy11bar Royさんステージに挑戦される方は、まずギミックと言うものを意識した方が良いという見本のような構成です。ゴール付近の構造、コンベアの配置を考えればバルーンもない状態でどうやって滑る床を克服すれば・・・という不安が大きくなります。

紹介文ではいつも言いますが、これは Royさんステージです。(これがヒントです。笑) しかも、その(?)事前準備に際しては複雑な迷路と厄介な地形が待ち受けています。メインからの逆算なしにこの準備が完了できれば、かなりの攻略スキルを兼ね備えていると思われます。ただし、他の Royさんステージをある程度プレイしている&大半がバリアになっている製作意図(カモフラージュ)を考慮すれば閃きも生まれるかも しれません。

オブジェが3個、牢屋の配置から紛れは少な目という点では、Royさん作品の中でも取り組みやすい部類ではありますので、Royさん作品の制覇を目指す方にはお奨めです!

ヒント
(relakkuma)

2014/06/29

Roy8

Roy8 Roy8_bar いきなり複数の分岐点に直面しますが、考える時間さえ与えられません。(笑)とりあえず右にも左にも単純に押しっ放しを 試してみてください。どうにもなりません・・・ と言うことは、一息ついて鍵を取ってからじっくり攻めてみましょう。あれ?左側に行ってもすぐ詰まる。そしてようやく右側から旅立つことを決めたミスティアちゃん。右上角でたくさん鍵を入手して上機嫌。上部牢屋を通って左の部屋に入って、せっせとクリアに向けてボール回収していくと・・・ここでようやくゴール前が大変になっていることに気が付く(うっかり者の?)ミスティアちゃんなのでした。

とにかく普通にプレイしていくと、訳が分からなくなるぐらいのジレンマを感じるRoyさんステージ。よく使われる常套句ですが、「これは Royさんステージ」です。何度も連呼しますよ。(笑)しかし、どうやら他の作品と違って、本作はメインギミックが閃きにくい構成になっています。とんでもないアクションが待っているのか?と疑心暗鬼にさせる構成は見事ですが、ギミックそのものはこれまでに名作集で紹介したことがあるものなのでご安心を。

攻略ヒント1
攻略ヒント2
攻略ヒント3
(relakkuma)

2014/03/02

Roy5

Roy5 Roy5_bar 簡単そう・・・に見えて、トリックが見破れないと「クリア不可能では??」と唸ってしまう作品です。これも正攻法ではあと1歩届かず、その1歩が絶望的に感じられます。このあたりのジレンマ演出は本当に見事ですね。と言うことで、困ったときは「本サイトの”新版ステップアップガイド”」を参考にされることをお勧めします。(宣伝^^)

ジャンプ台の弱点は静止できないこと。。。しかし、みすばる界ではスタート直後と解除直後に不思議なことが起こる演出がありましたね。と言うことで、ラストボールの見極めがきちんとできればクリアにググッと近くなります。ただ、本ステージをおすすめ作品として紹介したのはそのトリックはもちろんのこと、仕掛けを導くまでのオブジェ運搬がとても洗練されている点にあります。ギミックが強調されるRoyさんでありますが、実はそこに至るまでのパズル要素も卓越したものがあり、改めてその偉大さを思い知らされます。(relakkuma)

2014/02/23

Roy4

Roy4 Roy4_bar 嵌るか嵌らないかで難易度の体感差が生じるトリックステージです。オブジェの数が3つという親切設計なのが唯一の救いですが、禁止台に挟まれた雲などステージの見た目がプレーヤーを間違った方向に誘いやすい構成となっております。本ステージもRoy3同様、正攻法で考えていたら迷宮入りとなってしまいます。ただ、「正攻法で考えてあと1歩で解けそう」と思わせるRoyさんの作り込み技術が卓越しているのだなぁと感心させられます。このトリックを見事打ち破ったときの快感は、今後のRoyさんステージへの取り組み意欲も掻き立てるものだと思います。(^^

ヒント(結構ネタバレなので、自力で解かれたい方はパスして下さい
(relakkuma)

2014/02/16

Roy3

Roy3 Roy3_bar HDTさん基準における本ステージの評価は確か☆9~10ぐらいと記憶していますが、様々なトリックがごくありふれた日常となってしまった昨今のみすばる界では、中上級評価も考えられる作品です。しかし、その先駆的な試みとRoyさんワールドの素晴らしさを高く評価させていただき、上級と位置付けたいと思います。

ジレンマは大きく2つ! 左端のボール取得と右上の4連扉&解除後のルート取りです。とにかくRoyさんの作品はアイテムに注目です! 意味なく置いてあるアイテム(ダミー以外)は皆無と思われますので、そのアイテムがどのような役割を担うか見極めましょう。ただ、さすがはRoyさん。そのトリックをカモフラージュする技術と仕掛けまでの緻密な動きはまさに芸術の域です。

ヒント
(relakkuma)

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