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カテゴリー「herohero さん名作集」の10件の記事

2015/08/13

herohero12

Herohero12 Herohero12bar 長い苦難の末に、栄光のカーペットを歩く。

栄光のカーペットと言えば国際映画祭が有名ですが、調べてみると、そのカーペットの色にはバラエティがあって、代表的なレッドカーペット以外に、グリーンカーペットを使う祭典もあるとのこと。そんな色の違いは別にしても、一度でいいからカーペットを颯爽と歩いてみたいと思いませんか? だとしたら、このステージがおすすめです!

この herohero12 は、最下段の禁止ブロックが特徴的なステージとなっています。でも禁止ブロックが栄光のレッドカーペットというわけではなくて(赤いですけどね)、その禁止ブロックの上に、ゴールに向かって並べることになるジャンプ台とバルーンが本当のカーペット。そこを歩こうとするからには、長く困難な試練が待ち受けております。

終始悩まされるのは、おそらくジャンプ台とバルーンの配列でしょう。左から右へのオブジェ列のどこがジャンプ台でどこがバルーンなのか。並べ方を間違えばゴールと同じ高さに並ぶ雲の餌食になるのが見えていますが、ジャンプ台とバルーンのイメージを思い浮かべるのも至難の業です。必要なオブジェ数は2ケタに達するほど多いうえに、ジャンプ台―バルーンの配列が一つに絞り込めない部分まであって、アタマの中のオブジェ配列は、ゴールへの明瞭な像を結ぶことなく交錯と崩壊を繰り返すばかり。

配列をこっそりどこかにメモしておけば後はバルーンを落とすだけ? いえいえ、それで済むはずがありません。このステージで本当に難しいのは、必要なオブジェ配列を実現するための上段から下段へのオブジェ放り込みの手順です。落とせる場所は一か所に限られているのですが、下段から上段へ戻れる回数制限が非常にシビアな上に、そのルートは何本もあるので、どこから使えば良いのか悩みます。2か所のカギと扉も、それぞれにダミーの影がちらついて、紛れは増大する一方です。

私のプレイ時には、試行錯誤を続けること4時間、オブジェの落とし方に改良を重ねた末に、ようやく答えを見つけました。紛れの束の中にある細い細い正答は、意外性と緻密さを兼ね備えて、これぞパズルという手順です。そしてクリアしたステージを改めて見ると、ボール(とバリア)が一つも使われていないことに気づいて、ボール無しにここまでのステージが作れるものかと驚きました。

さて、herohero さんの作品群も、この12番をもって全ステージ突破となります。難易度も完成度も抜群の大傑作揃いで、本当に楽しませてもらいました(実は私は未クリアのステージがまだいくつかあるので楽しみは残っているのですが!)。どうもありがとうございます!!(水狂)

2014/07/06

herohero10

Herohero10 Herohero10_bar heroheroさんが織り成す「究極の練り込みパズル」、とにかく自分にとっては衝撃的で「herohero2」同様、思い出深い別格の作品です。広い空間系(障害物は少な目)の中で配置そのものはシンプルですが、それが逆に本ステージの持つ奥深さを際立たせます。この名作集サイトから herohero さんの自作面紹介サイトに行けますが、ご本人曰く「自作面の中で最もオブジェを酷使するステージ」と言うことで、最初から最後までオブジェ運搬の魅力(魔力?)に虜となる展開が待ち受けております。上段・中段・下段とそれぞれで卓越したパズル読解力が必要となりますが、とにかく右下の鍵をどうやって取得するのか。その方法があまりにも画期的かつ斬新であり、みすばるの世界が秘めたる「無限の可能性」と言うものを思い知らされます。その衝撃のトリックは数年を経た現在でも vanillaiceさんが応用例を試行錯誤されるなど、改めて時空を超えるみすばるの素晴らしさに感動しております。

ここから攻略に関するコメントです。あっさりテイストですが、自力で解かれたい方はスキップしてください。
その1
その2
その3
その4
(relakkuma)

2014/02/12

herohero4

Herohero4 Herohero4_bar その見た目がとにかく衝撃的です。ネバネバした納豆の中でもがき苦しむミスティアちゃんという感じ?大小至る所に散らばる梯子の隙間がこのステージの奥深さを見事に演出しております。実際にプレイしてみると思ったより上手くオブジェを運搬できないということが分かりますが、heroheroさんが描かれる卓越したパズル要素は、このような構成でもしっかり確認できます。まずは解除すべきなのかどうかを見極めましょう!

「間違いなく難しく、そして想像を絶するほど奥が深いパズル面です。」とコメントされた当時のHDTさん評価は最高クラスの★11個。直観的な難易度は最上級ぐらいに感じるかもしれませんが、オブジェ勘定とゴールへの積みをきちんと逆算したうえで、ジャンプ台が持ち上げれる段数を考えれば、現在のプレーヤー層には上級ぐらいの難易度になるかなと思って評価しました。「この面は自力では解き切れなかったので hero さんのヒントを~」とHDTさんが仰ったようにプレーヤーの得手・不得手もあるでしょう。

攻略ヒント

(relakkuma)

2014/02/04

herohero7

Herohero7 Herohero7_bar HDTさんサイトで★11個と評された herohero4を上級と評しながらも、★9個だった本ステージを最上級とするのは矛盾があるかも知れませんが、一般的には本ステージの方が紛れ要素も多く取り組みにくいのでは?と感じたのでこのように投稿しました。あくまで難易度には個人差があるという前提でよろしくお願いします。(汗)

さて、中央付近にある氷禁バネの組み合わせ、左上の鍵取得までの道のり、中央付近のボール、そして意地悪な牢屋などステージ全体で忙しい上に、かなり緻密なオブジェ運搬が要求されます。こういう時は作家さんの心理をくみ取り、オブジェは無駄なく何度も利用する、さりげなく置かれている雲にどのような意味があるか、解除までに開ける扉の数は?などなどイメージして戦略を立てていくと良いと思います。あのHDTさんに「この作者の作品を解いていてふと思ったのは、まだまだ自分も青いってことですね。とにかく、この作者のレベルに達するにはまだまだ時間を要しそうです。」と言わしめた heroheroさんのとことん練り込まれたパズルの世界をぜひ体感してみてください!

攻略ヒント
(relakkuma)

2014/01/28

herohero3

Herohero3 Herohero3_bar_2 アイスブロックが一面に広がる寒そうな世界。滑って楽しむ分には良いですが、その滑る特性に何度も泣かされる奥深いパズルステージです。素早い反転や着地時に横滑りしない斜めジャンプなど、本ステージを何度もプレイして苦労を重ねれば、仮にクリアへ至らなくてもアイス面への耐性はかなり強くなります!

ボール全回収が必要となりますが、とにかく意地悪な地形と通行回数を限定する牢屋がプレーヤーを苦しめます。そしてようやくボールがあと1個、2個・・・となってからもそこからの道のりがまた大変だと思います。ダミーの扉はどちらか? 右側中段付近の牢屋をくぐる方向は? オブジェの最終到達地点は? とにかく相当のジレンマに悩まされますが、挫けず何度も試行錯誤するしか道はありません。

何かあと一つ足りない展開を切り開くオブジェ運搬とルート開拓を発見して、無事解除に辿り着いたときの解放感は必ず保証できます! なお、アクションや特殊技等はないので、取得が難しいボールからの逆算、このルートはあり得ないだろうという先入観の払拭、バルーン1個だけが持つ役割の意味などを基本にじっくり取り組んでみてください。なお、私は昔のプレイになるのですが、クリアまでに延べ5時間ぐらいは費やしたと思います。(relakkuma)

2013/09/20

herohero9

Herohero9 Herohero9_bar まず画面を見渡すと解除は必須で、ボールが閉じ込められた2×2の小部屋が12個もあります。(HDTさんはこれを独房と呼んでいました 笑)しかしながら使える鍵は5個と少なく、部屋の横移動には制限があります。通常は、どの部屋で鍵を節約できるかに絞って考えれば解法は見えてきますが、本作品の自由度はかなり高いうえに、上段エリアと下段エリアのアクセスも癖があり、至る所で地形のジレンマに出くわすと思います。

したがって、小部屋の攻略と言う狭い枠にとらわれず、オブジェの幅広い活用や無造作に並んでいるように見える鍵周辺の攻略など、抜群の閃きと機転も含めてかなりの長期的戦略が要求されます。

目安として、上下のアクセスが自在に操れ、ある程度小部屋の攻略が見えたところで攻略はようやく4割程度、オブジェを一つも無駄にしないルート詮索ができて7割、牢屋をくぐるタイミングを見極めてやっと9割というところでしょうか。そして何より、解除後にゴールへアプローチするルート確保が結構悩むと思います。おそらく何度かは途中までの解法を見直すことになるでしょう。

そのためには、下段のオブジェ配分(どれをどこに落とすかも含めて)がとても重要になりますが、最後の最後まで息つかせない展開が待っている非常に完成度の高いパズルステージです。特殊技等は一切ないので、安心してパズルの奥深さ(heroheroさんワールド)を堪能してみてください!(relakkuma)

2013/07/30

herohero11

Herohero11_3 Herohero11_bar_2 非常に豊富なルート候補、長期的な戦略を必要とするオブジェ運搬、唸るような機転の数々、そして最大のメイントリックなどなど、高難度要素満載の絶品ステージです。

まずは何度もプレイしてみて、このステージの特徴や癖を体に覚えさせるとよいでしょう。その中である程度オブジェの移動範囲やルート候補がいくつか見えるようになり、強烈なジレンマを感じるようになります。これでようやく3合目。(^^;)

そして、解除後のゴールへのアプローチ方法、残すべき雲、先読みを用いたオブジェの配置に対してある程度イメージを持ちながら戦略をたてていきます。ただ、この段階に辿り着くまでは、どちらかと言うと「何をしていけばよいか」より「こうするとクリア不能、大きな不都合が生じる」という消去法の考え方が有効に思えます。

すると左下の牢屋付近の仕掛けや中央外向きコンベア上のボール周りでどう動くべきか、どの扉がダミーなのかが少しずつ紐解けてきますが、かなり難しい作業には間違いないです。ここまで来ると、新たなジレンマが生まれると思いますが、そのジレンマを打ち破る手段は?と考えることができて7合目ぐらいだと思います。

最後は。。。
(relakkuma)

2013/05/14

herohero8

Herohero8 Herohero8_bar 高難度作品群 herohero の8番手は左右対称形を少し崩してパズル性を持たせた作品になっています。

まず左右対称に近いステージはどちらから行くのか考える必要があります。続いて、むき出しのゴール地形(ゴール方法)、取りにくそうなたった1つの鍵(取り方)、解除前は2段、解除後は3段になる底(上がり方)が目につきます。この4つが大きな柱のパズルになっています。(解除は容易です)

解き終わると、全てが理論的に組み上がっているのが分かるパズルですが、緻密な組み合わせを要求されるので、1つのボタンの掛け違いで駄目ルートに直行してしまいます。また、ルートに幅を持たせているので、各問題で複数ルート行けるかも?と思わされます。この辺りが中上級パズルといえるポイントですが、緻密なだけにオブジェの自由度は低く、他の難問パズルをクリアできる方々には心地よく解けるパズルになっていることでしょう。

攻略ヒント
(kuu10)

2013/04/17

herohero1

Herohero1 Herohero1_bar herohero さんのデビュー作です。縦横3つずつ、計9つの部屋に分かれたステージで、細かなところまで作り込まれた、完成度の高いパズルです。

各部屋に1つずつ置かれたマジカルボールのうち、厄介なものは左中央と右上ですね。左中央を取るためのジャンプ台をどう持ち込むか?右上の回収後の経路をどう準備するか?それぞれ考えどころです。

それからカギと扉にも注目です。カギは2本に対して扉は3枚。部屋を回っていくうちに開けるべき2枚は分かってきます。では、残りの1枚は単なるダミーかというと、実はそうではないんです!(水狂)

2012/10/13

herohero2

Herohero2 Herohero2_bar みすばる投稿作品史上、間違いなく最も難解なパズル作成者の一人である heroheroさんの極上ステージです。

はっきり言って、めちゃくちゃ難しいです。見た目のシンプルさとは裏腹に非常に奥深いステージで気が遠くなるほどのジレンマ (多くのルート候補がありながらどれもあと1歩届かない)を持ち合わせております。

クリアに至るには序盤から徹底した巧みなオブジェ運搬(先読み、すり替え、地形の克服、意外性等)が必要であり、中盤の緻密なルート取りも終盤の気が抜けない詰めの作業も含めると、極上のパズル作品だと思います。

「シンプルなのに奥が深い」という作成テーマを考えたときいつも真っ先に頭に浮かんでくる代表的な作品だと思われます。(過去の常連プレーヤーの方々のコメントも考慮して)

投稿ステージにかなり慣れてきて、パズルの腕に自信ありと言う方でもゴールした時には間違いなく「これまで味わったことのない達成感」に包まれる、文句なしの(私にとっては)お勧め作品です。(relakkuma)