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カテゴリー「HDT さん名作集」の7件の記事

2014/06/18

HDT12

Hdt12 Hdt12_bar 15番まである HDT さん作品の中で、この12番は終期を代表するステージと言えるでしょう。ステージ中央上にある階段状に配置されたオブジェが目を引きます。ジャンプ台とバルーンの使い分けや運ぶ順序は細かく限定されていて、作品の練り込みを感じることができます。また、ゴール付近に隠されたギミックも鮮やかです。ゴール下にバルーンかジャンプ台を持ち込むことになりますが、ゴール左は牢屋がブロックしているせいでオブジェを運び込める隙間が無いのはハッキリしています。でもゴール右側だって、バリアや雲の場所を考えると、運び込めそうなルートが見つからない??そういうときは、実際にバリアを解除してみると何かに気づけるかもしれません。ただ、バリア解除までも結構難しく、そもそもどこから手を付けていいか迷うくらいです。

攻略ヒント

(水狂)

2014/06/08

HDT10

Hdt10 Hdt10_bar 紛れの中からクリア手順を導けるかどうかの難問です。ゴール真下にあるバルーンがものすごく邪魔で、このバルーンに退場して頂くには下からの頭突きしかありません。ということは……合計20個と大量に用意されたオブジェの大半を使って、ゴール真下に足場を積み上げる展開が待ち受けています。

ゴールまでは遠い道のりになります。攻略のポイントはカギの取り方と扉を開ける順番なのですが、ステージ中央下の牢屋地帯からステージ右下にかけたエリアを、どうやって通るかに悩みます。あと1回分ルートがあればというジレンマを感じることでしょう。ジャンプ台とバルーンの使い分けや、禁止ブロックやハシゴが生み出す制約(ハシゴも時として邪魔物に)と絡まって、このステージの山場です。この部分の攻略は、ラストボールの選択とも繋がっていて、なかなか糸口が見えない構成です。

後半に待ち受けるオブジェ捌きは、バリア解除によるオブジェの落下に加えて、ステージ左上のカギの位置とゴールに届く牢屋の位置の高低差(2段分)をどうするかが難しいです。

ステージのジレンマは、切っ掛けをつかめば一気に解き進められるような性質になっています。構造を解読していく楽しみや、突破口を見つけて一気に解く爽快感が味わえるであろう力作です。(水狂)

2014/04/10

HDT5

Hdt5 Hdt5_bar 高度なオブジェ捌きで難攻不落のゴールに挑む長編です。

バルーンとジャンプ台で合計18個のオブジェ。ゴールの周りには、すぐ左に扉、その上にはバリア、散らばるコンベアと、3重のガード体制。ステージの見た目だけで、何割かのプレーヤーの気持ちを圧し折る威力を持つと思われます。

とにかくバリアは解除することになるので、ボールの配置をよく見ると、1つだけ異様に取りにくい場所にあることが分かってきます。それは最上段の左側に2つ並んだボールの片方。ステージ制作時にマウスが滑って余分にボールを置いたままになってませんか?と突っ込みたいくらいです。もちろん置き間違いなどではなくて、このボールを目指してオブジェをあれこれ動かすことになります。左下での解きほぐしや、妙な位置にあるアイスブロックの意味、ある場所でジャンプ台を回収する手順など、パズルとして充実の内容が続きますが、難易度もかなり高く、プレーヤーは容赦ない篩にかけられることでしょう。

ボールに届いたら、次に待ち受ける難関はバリア解除後にゴールできる態勢づくりです。ゴールに必要なオブジェの数、バリア解除時の形、カギと扉の関係…。ラストボールと合わせて見通しは立てやすいものの、気を払わないといけないことが多いです。長手数で息切れして脱落するプレーヤー続出が予想されます。

えっ?そんなエラそうなことを書いているお前はクリアできたのかって? それはもう、しっかり圧し折られました。でもサイト運営をやっていると親切な方がこっそりヒントをくれることがありまして、このレビューに限らず、ステージは必ずクリアしてからレビューを書いています。

いずれにしても、相当練り込まれたこのステージは、解いたときにしっかり充実感を得られる作品です。(水狂)

2014/03/26

HDT11

Hdt11 Hdt11_bar HDT さんが、あるアクション技を発見したときの元祖ステージです。バリアを解除するだけでは、コンベアに阻まれてゴールに届きません。1つある牢屋が「ここにジャンプ台を引っかけて」と言わんばかりの大ヒントとはいえ、どうすればジャンプ台が持ち込める状態になるか・・・。ラストボールをあれこれ変えてみたり、ステージ左端でのオブジェすり替えを目論んでみたり。ステージに隠された技の華麗さは、試行錯誤で募った苛立ちを吹き飛ばしてくれます。(水狂)

2014/03/19

HDT6

Hdt6 Hdt6_bar 数ある難問の中でもHDTさん作品を代表する傑作だと言えるでしょう。そして、みすばる後世においても多くの常連さんが、その技を広く展開されたという点でも意義深いと思います。

まず着目するのがゴール左横の雲です。これほど固い(消しにくい)雲はそうそうお目にかかれません。というのも真下へのジャンプ台セッティングは一体どうするの?という大きな疑問にぶつかります。大量にあるオブジェとコンベア・雲を駆使して何とかセッティングするのか?と思案してもコンベア上のボールが障壁となります。

普通の方法では無理!・・・と、ここであるギミックの発見に到達するかが大きなポイントになりますが、これは幅広く他の難問投稿ステージをプレイされた中上級者以上の方でないと閃きにくいと思われます。(ヒントは後述)

しかし、その大技から逆算しても大いに悩むであろう、「左下の構造、中央上の階段オブジェと雲の消し方、最下段での巧みなオブジェすり替え等」が本ステージのもう一つの特徴となっております。長丁場になることは覚悟して、じっくり取り組んでみましょう。

攻略ヒント

あと、本ステージは私の解法では左下の鍵1本(3連の一番上)が未取得で余りました。しかし、巧みなオブジェ運搬を駆使するとこれも取得可能になります。もしかして、HDTさんの意図解は全て鍵を取得するものだったのかもしれませんが、それでも十分完成度は高い作品になっています。(relakkuma)

2013/06/25

HDT1

Hdt1 Hdt1_bar HDT さんのデビュー作は mit89 のアレンジ作品です。HDT1 と mit89 を比べると、僅かな配置の差で解法が大きく変わる見事なアレンジとなっています。この HDT1 でも mit89 でも、バリア解除までは簡単。そのあとのオブジェ運搬が結構な長丁場になり、上にあるオブジェの回収の仕方、ジャンプ台とバルーンの使い分け、扉を開けるタイミングなどがポイントとなります。

――  みすてぃっく☆ばる~ん本編の公認攻略サイトに加えて、投稿ステージを紹介するサイトも運営していた HDT 氏。投稿ステージ部分はHDT氏のサイト引っ越しに伴いネットから消滅してしまった。しかしその充実ぶりは消滅から数年たっても頻繁に話題に上るほどで、話を聞くうちにいつのまにか私は、巨人の肩の上に立つ夢を抱いていた。(水狂)

2013/04/16

HDT2

Hdt2 Hdt2_bar HDTさんの初作品。HDT1は mitさんのアレンジ面と言うことで、実質オリジナルは本作品が最初になります。ちょっとしたデザイン小作品とご本人はコメントされていましたが、難易度は見た目と裏腹にとても難しいです。実際、当時の常連さんも結構悩んでいたということです。(今は閉鎖されている HDTさんの攻略サイトよりおぼろげな引用)

よく見ると使えるオブジェは限定されるのですが、まず解除すべきかそうでないか悩むと思います。ゴールの方法も2通り考えられますが、私も最後までどちらなんだろうと迷いました。ここはノーヒントにしておきます。エディト画面でオブジェ配分を計算するのも一つの手段ですね。おそらく何度も試行錯誤を重ね意図解にたどり着くことになると思うので、達成感は保証済みです。

攻略ヒント

HDTさんステージはご本人が難度評価(☆の数7~11個)されていたので、少々ご謙遜されている面もあると思いますが、全体的に難しいものばかりです。斬新な仕掛けが組まれている HDT6やHDT11などお勧めできるステージが勢揃いです。(relakkuma)