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2015/10/11

名作家の横顔 / Roy さん

名作家の横顔 / Roy さん

もはや多くを語る必要はないでしょう。「ギミックの魔術師」として常連さんも含め、数多くのプレーヤーに底知れない影響を与えられた伝説の大作家さんです。

そう言いながらも改めて語らせていただきますが(笑)、斬新すぎる仕掛けとギミックを成功した時の爽快感・達成感にみすばる界の関係者は皆、虜になりました。過去の掲示板などを読み返すと、ご本人はリアルタイムで顔を出されていないにも関わらず、Royさんの名前は何度も何度も登場します。

私自身もそうですが、多くの常連さんはステージ作成において至る所で Royさんへの尊敬や憧れを持ちながら、「みすばる」の秘めたる可能性を限界まで追求しているのではないかな、と思っています。

ご活躍の時期は、SP1001~1300(2007~2008年ごろで、今から約7~8年以上も前になります)が主ですが、今もなお語られる Royさんワールドの魅力は絶大であり、みすばる界への影響力はトップクラスだと思います。

「このステージの制作者は Royさんです。」 シンプルながら奥ゆかしいこの隠れた名言は、誰もがその真意に驚かされ、感動していくことになるでしょう。特に、新しく「みすばる」に取り組まれた方々に申し上げたいのですが、はっきり言って Royさんステージへの挑戦そのものが、おすすめ度★クラスです!「みすばる」に対する世界観が180度変わること間違いなしです!!

発表作品一覧

奇遇にも超緻密パズル制作者の「heroheroさん」と肩を並べる形でSP701からのご登場です。このステージパックが登場した時の「震撼さ」は想像すると面白くもあり、壮絶ですね。

SP  701- 800:  1作品 (Roy1)
SP 1001-1100: 11作品 (Roy2-12)
SP 1101-1200:  1作品 (Roy13)
SP 1201-1300:  3作品 (Roy14-16)

ステージ傾向

全16作ですが、とにかく全ての作品で完成度は非常に高いです。一筋縄でいかない……は最初の大前提で、それからもクリアまでには二転三転と壮絶なドラマが展開されます。そして、普通にプレイしていくとあと一歩足りない場面に何度も出くわしますが、これがとても繊細かつ巧妙に仕掛けられており、プレーヤーにとっては「この方針でしかクリアできないはずなのに。。。クリア不能では?」と絶望の淵に追いやられることがしばしばです。それほど、地形や制約パーツ等を絡めた練り込みの深さが尋常ではありません。

ただし、苦労を重ねる必要はありますが、解決の糸口もきちんと隠されています。先述のジレンマを打ち破るためには、奇想天外なギミックが必須となるのですが、例えば Roy6ぐらいが Royさんステージの入門編となります。続いて、Roy3・4・5と根気よくプレイしていくと徐々にではありますが、Royさんワールドの片鱗が見えてきます。

そうすると意外にギミックからの逆算が非常に有効と言うことにも気付かされます。……それでも、攻略過程で何度も何度も軌道修正を余儀なくされますが、プレイすればするほどステージが何重にも隠し持つ奥深さを発見する面白さは病み付きになります。

個人差はありますが、「解きやすさ」という観点からみると「ギミックの発見」が早ければ、意外とすんなりクリアに結びつくこともあるので不思議です。アクションが得意かどうかで、難易度に体感差は生じるかもしれません。

ただ……私自身が一番申し上げたいのは、Royさんと言えば「ギミック」が前面に強調されている傾向にありますが、細部の意外性ある緻密なパズルメントが非常に秀逸です。ステージトリックをカモフラージュするパズルの制作スキルは、あまり話題になっていないのではないでしょうか。。

実は本紹介の執筆にあたり、まだ本格的に未挑戦だった Roy13-15をプレイしましたが、さすが後期作品と言うことで、持ち前のギミックは然り、それ以外のパズル要素でも非常に感動しました。Roy12までのステージでも凄すぎるパズルだと思っていたところに、それをさらに上回る秀逸さ(より一層パズルが複雑)でとても驚きました。

私個人の中での隠れた名言・・・(?)
「改めて Royさんの偉大さを思い知りました。。。」

代表作品

これまた全作品が代表クラスですが、筆者のお奨めは以下の作品です。

Roy2 (あのHDTさんが攻略に20時間以上を費やしたといわれる伝説の作品。)
Roy3 (Roy6のクリアから、もう一歩前進を実感した思い出深い作品です。)
Roy5 (シンプル過ぎて発狂。後述作品攻略には欠かせない技スキルの習得が狙いです。)
Roy7 (前半作品で一番苦労しました。ギミックの発見が他ステージより難しいです。)
Roy9 (誰もがそのトリックに驚き称賛すること間違いありません。)
Roy12 (これもメインギミックの発見が難しく、オブジェ配分に苦労しました。)
Roy13 (自由度が高く、製作難度は極のはずです。別解なく作成できるスキルが凄すぎます。)
Roy14 (一見平凡なルート取り(?)の中に見え隠れする数々の緻密な動きに感動しました。)
Roy15 (常連さんも仰っていましたが、パズルの組み込み方が全作品の中でもトップクラスです。)

おまけの一言

非日常の世界観さえも体験しているような感覚と驚き、感動を提供していただき、是非、いつの日か直接「感謝の気持ち」をご本人にお伝えできたらいいなぁと願っております。

(relakkuma)

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