tinmi19

山形イメージのステージです。上段２つの牢屋と２つの雲により通行回数が制限される中、オブジェ配置を試行錯誤しながらボールと鍵を取得していきますが、いつ手詰まりになるか分からないというドキドキ感と緻密な迷路の要素を楽しめます。

ジャンプ台が扱いにくい地形、オブジェを置くのに意外と邪魔になるボールの存在など実際にプレイしてみると一筋縄でいかないことが分かります。最初のうちは、適当に動くと最上段に行く４回のチャンスはあっという間になくなると思いますが、アイテムを利用したり盲点となるルートの発見などで少しずつ節約していく過程がとても面白かったです。

しかし、本ステージで一番困るのは終盤です。バリアが消えることで上段へ行く手段がなくなりますが、ラストボールは？事前のオブジェセッティングは？と考えると単純に上記の通行制限をクリアするだけでは間に合わない展開が待ち構えています。

このジレンマを打ち破る手段が、まさにチンミさんらしい巧みなトリックとして隠されており、この部分が閃けば（意図解という確信も含めて）かなりの爽快感が得られることは間違いありません。

以下ヒントです まず、鍵は全部取得が必要なのかを考えてみましょう。ある扉は開けなくてもいいような感じもしますが、そうすると近くにある鍵の存在価値がなくなります。最初のうちはこの文章の意味が？？になると思いますが、ある取りにくいボールのオブジェ配置が間違っていると、そもそも道中の展開云々よりも解除後の展開で見通しが立たないということが分かります。そして、ここのオブジェ配分が固定されると、逆に道中の迷路要素はかなり絞りやすくなります。ゴール付近の鍵取得方法は普通に考えると、それなりの方法で可能となりますがおそらく一番最初に思い浮かんだその方法ではもうひと捻り足りません。似たような動きですが、チンミさんの意図はここにあったのかぁ！！　と必ず唸ってしまうような巧みなトリックです。
(relakkuma)