barusan6
全作品数6個と少ないながらも、しっかりとみすばる史に名を刻まれた barusan さん。練り込みが深くスパイスの効いたステージが主体で、オブジェ運搬やルート詮索等あらゆる場面でそのセンスが光り、個人的に好印象の作家さんです。今現在でも、もしかすると掲示板に顔を出されそうな雰囲気もあり、ぜひ続編に期待したいところです。
さて、本ステージ(現時点で最終作品)は初見でいきなり手強さを感じると思います。しかし、思考を重ねれば終盤のアプローチや開ける扉、要のアイテムの存在などが見えてきます。序盤は大量のバルーンとの格闘です。オブジェ数には一切の余裕がないため、できる限りの節約をしましょう。その際に左エリアへいくつオブジェを持ち出せばいいか、事前に勘定しておくといいと思います。もちろん異種?(貴重な)のオブジェも必要となりますが、運ぶ順番は終盤のメイントリックに効いてくるため、すり替えを絡めたある扉周りの攻防が最初の見所です。
そして、メインとなる終盤の積み崩しは非常に新鮮です。私自身、この手順を発見した時はかなり感動したことを覚えており、あまり見たことのない方法でオブジェを積み上げていきます。ポイントは、なぜそこに?と佇んでいる雲です。ここを起点に、実に面白い局所的な展開が待っています。またその際にはバリア解除により、1段下がることも忘れず気をつけてください。
紛れと言う点で考察していくと、多少惜しい点があります。右下のジャンプ台が動けないこと、最上段のジャンプ台に対して左側からアプローチできないこと、右側のオブジェ群がバルーン中心なだけに数勘定がどうしても単調になること、これらのツボを押さえていくと序盤は意外と考えやすく、ある意味親切な設計になっています。もしこの部分に紛れが加わっていれば終盤のメイントリックと複合して、上級~最上級にもなっていたのではと想像します。何度も申しますが、ぜひまた掲示板に顔を出されて、今後のみすばる界を盛り上げていってほしいなと強く思っております。(relakkuma)
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コメント
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昔のステージのデータが飛んでしまったので探していたらこの記事を見つけました。
まさか名作集に推薦いただいているとは恐縮です。
サーカスの方も一通りクリアしたら何か作ろうかなぁとは思ってるのでまたみかけたら
楽しんでいただけると幸いです。
投稿: barusan | 2017/06/05 22:16