poopoose4 / ４つの時間

2013年9月時点では、ぷぷ瀬さんのステージ中、おそらく最難関でしょう。「４つの時間」というタイトルで特徴のある４部屋をあしらい、BGMには「一つの時間」が流れます。左上は雲消し、左下はアイスとオブジェ積み、右上はバリア解除前のオブジェ配置パズルで、右下がコンベアというように、「みすてぃっく☆ばる～ん」の代表的なパズルテーマを４つ組み合わせた造りとなっています。

サイズが４分の１になっているのに難易度や味わいはミニサイズにならないところが凄さです。雲消しやアイスで何度か引っかかりながら、ゴールがある最後の部屋までなんとか辿り着いた段階で、ゴールするために必要なコンベア５マスぶんが僅かに届かない状況に直面します。打開策を探るなかで、自然な発想として、右上の部屋にあるオブジェの配置をあれこれ模索するわけなのですが・・・。

もし空が飛べたらコンベアなんて無視してクリアできるのに、タイトル画面でミスティアが持っていたホウキらしきものはどこかへ消えてしまいました。でも、もし○○ができたら、という考え方は有効です。不可能なように思える「if」は、手段を尽くせば掴めるのです。

素晴らしい構想と密度の高いステージ配置が鮮烈な印象を残す名作です。（水狂）